韓国4大グループトップ 仏・ベトナムで30年万博の誘致活動へ

【ソウル聯合ニュース】2030年国際博覧会(万博)の韓国・釜山誘致に向け、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長をはじめ、韓国4大企業グループのトップらが今月下旬にフランスとベトナムを訪問し、誘致活動を行うことが2日、分かった。

 財界関係者によると、李氏のほか、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長らは19~21日にフランス・パリで万博の誘致活動を行う予定だ。

 今月20~21日にパリで開かれる博覧会国際事務局(BIE)総会では、30年万博に立候補した国がそれぞれの都市の魅力をアピールする4回目のプレゼンテーションを行う。

 11月末の5回目のプレゼン後に行われるBIE加盟国の投票で開催地が決まるものの、加盟国のほとんどはこれより前に支持する国を決めているため、4回目のプレゼンが重要視されている。

 4大グループトップは、フランス現地でそれぞれのネットワークを駆使して韓国支持を呼び掛けるなど、終盤の票集めに乗り出す計画という。

 4人はフランスからベトナム・ハノイに移動して「韓・ベトナムビジネスフォーラム」などに参加して両国の経済協力強化について話し合うとともに、万博誘致活動を行う。

 ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長もハノイで合流する可能性が高いという。

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