【NEWSIS】全羅南道順天市で9日午後12時45分ごろ、ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」に参加しているスイスのスカウト隊員らを乗せた大型バスが、市内バスと衝突し、隊員3人を含む8人がけがを負った。全羅南道の消防当局などによると、この事故でスイスのスカウト隊員3人と市内バスの乗客5人の計8人がけがを負って病院に搬送された。
【写真】市内バスと正面衝突した大型バス…スイスのスカウト隊員が乗っていた
スイスのスカウト隊員を乗せたバスには学生36人、引率者1人、運転手1人の計38人が乗っていた。
世界スカウトジャンボリー大会が台風接近の影響で全羅南道セマングム地域の会場から撤収することになったため、スイスの隊員たちは8日に事故現場から1キロほど離れた青少年向けのキャンプ場に宿泊し、今日はソウルに向かう途中だった。
警察は、対向車線を走っていた市内バスが、雨に濡れた下り坂でスリップし、事故が発生したとみて正確な事故原因を調べている。
キム・ヘイン記者