北朝鮮 未明に巡航ミサイル数発発射=韓国軍

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日午前4時ごろから朝鮮半島西側の黄海上に向けて巡航ミサイル数発を発射したと発表した。

 同本部は「監視と警戒を強化した中、韓米が緊密に連携しながら万全の対応態勢を維持しており、北の追加の兆候と活動を注視している」と明らかにした。

 北朝鮮がミサイルを発射したのは先月30日に朝鮮半島東側の東海上に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射して以来となる。

 巡航ミサイルは低高度で飛行しながら軌道を変更でき、探知や追跡、迎撃が困難だ。今回のミサイルは北朝鮮が戦術核弾頭「ファサン(火山)31」を搭載できると主張する戦略巡航ミサイル「ファサル(弓)1」と「ファサル2」の可能性が高い。朝鮮半島全域を狙った核攻撃能力を備えていることを誇示する狙いがあるとみられる。

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