サッカー:ソン・フンミン、欧州で通算200ゴール達成

トッテナム、リバプール破り2位に浮上

 イングランド・プレミアリーグ(EPL)第6節までで無敗だったチームは、マンチェスター・シティ(6勝)、リバプール(5勝1分)、トッテナム・ホットスパーとアーセナル(以上、4勝2分)の4チームだった。そして韓国の秋夕(チュソク=中秋節)連休期間に行われた第7節。韓国人プレミア・リーガーのソン・フンミン(31)が所属するトッテナムと、黄喜燦(ファン・ヒチャン、27)が所属するウルバーハンプトン=がそれぞれリバプールとマンシティを破り、相手チームにシーズン初の黒星を付けた。特にソン・フンミンは、欧州で個人通算200ゴール目という金字塔を打ち立てた。

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 ソン・フンミンは1日、英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでリバプールとの2023-24シーズンEPLホームゲームに先発出場し、前半36分、リシャルリソン(26)=ブラジル=がサイドからパスしたボールを右足で方向を変え、先制ゴールを決めた。トッテナムはその後、ゴールを許したが、後半のアディショナルタイムに相手のオウンゴールにより劇的に2-1で勝利した。5勝2分(勝ち点17)としたトッテナムは4位から2位に浮上した。リバプールの選手2人が退場になった状態で苦しんだ末の勝利だった。

 実はソン・フンミンの体調はいつも通りではなかった。試合前、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督(58)は「アーセナルとの第6節(2-2の引き分け)以降、ソン・フンミンの体調が良くない。様子を見なければならない」と言っていた。ソン・フンミンはチーム練習でも万全ではなかった。 しかし、ソン・フンミンは「できる限りのことをやり遂げたい」と監督に対して強い出場への意志をアピールした。

 このゴールにより、ソン・フンミンは欧州通算200ゴール目を達成した。独ハンブルガーで20ゴール、バイエル・レバークーゼンで29ゴールを決め、2015年トッテナムに移籍してから同日までに151ゴール(リーグ、カップ大会、チャンピオンズリーグなどを含む)を決めた。これは当然ながらアジア最多ゴール記録でもある。ソン・フンミンは2019年に車範根(チャ・ボムグン)元韓国代表監督が選手時代に記録した121ゴールを上回り、アジア人選手の欧州における最多得点者になった。すべてのゴールが新たな歴史を刻んでいる。

キム・ミンギ記者

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