ソウル市、「マッチョ消防士カレンダー」で集めた約1000万円をやけど患者に全額寄付

10年間でやけど患者249人を支援

 ソウル市の消防災難(災害)本部は、昨年11月に発売したマッチョ消防士による2024年のチャリティーカレンダーの販売収益金と寄付金を、ハンリム火傷財団に贈呈したと6日に発表した。

【写真】2024年カレンダーの撮影に臨むマッチョな消防士たち

 今回、「マッチョ消防士 希望分かち合いカレンダー」事業で集まった寄付金は、販売収益金、民間企業からの寄付金、社会福祉共同募金会による連合募金など合わせて9600万ウォン(約1070万円)。寄付金は低所得のやけど患者への支援に使われる。

 カレンダーの制作には、選抜大会で選ばれたマッチョな消防士13人が参加し、撮影は写真家のオ・ジョンソク氏が担当した。制作にはCALLI-Mが、販売はGSリテールがそれぞれ参加した。マッチョ消防士カレンダーの制作は今年で10年目で、今回は手帳も販売された。

 今年から米プロ野球メジャーリーグ(MLB)に進出した元LGツインズの抑え投手、高佑錫(コ・ウソク)選手は2022年シーズンに続き23年シーズンも1セーブ当たりカレンダー10部に該当する金額を寄付した。LGツインズ球団も同好会連合を通じて寄付金を贈呈した。

 14年から始まったマッチョ消防士カレンダーは、10年間で10万9856部が売れた。これまでハンリム火傷財団に贈呈した収益金・寄付金は10億9000万ウォン、財団が支援したやけど患者は249人に達する。

ソン・ドクホ記者

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