韓国・釜山の慰安婦少女像に黒い袋 制作者が30代の男を告訴

【釜山聯合ニュース】韓国・釜山の日本総領事館前に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像に30代の男性が黒い袋を被せ「撤去」と書かれたマスクをかけたことを巡り、像を制作した彫刻家のキム・ウンソン氏が23日に著作権法違反の疑いでこの男性を告訴した。キム氏が24日、明らかにした。

 キム氏は告訴した理由について、男性が自身の行為をインターネット上で自慢し、「チャレンジ」と称して犯罪を助長していたとし、いたずらの域を超え犯罪にあたると強調した。

 警察はキム氏が提出した告訴状を基に捜査を行う予定だ。

 警察関係者は「著作権法上、銅像につばを吐いたり小便をかけたりするなど侮辱的な行為をすれば法的に処罰できる規定がある」と説明した。

 この男性は6日午後5時半ごろ、釜山の日本総領事館前に設置された少女像と、日本による植民地時代に朝鮮半島から徴用された労働者を象徴する像(労働者像)に相次いで黒い袋を被せた。

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