【TV朝鮮】(アンカー)
李在明(イ・ジェミョン)大統領が交流サイト(SNS)に投稿したイスラエル軍に関する動画を巡り、騒動が広がっています。李在明大統領とイスラエル政府の間で舌戦が繰り広げられていることから、「不必要な外交摩擦に発展させたのではないか」という指摘が韓国の政治界やメディアから出ています。しかし、李在明大統領は「私欲のために国益を損なう者たちを売国奴と呼ぶ」と批判しました。イ・ナクウォン記者がお伝えします。
【写真】自身を批判する野党とメディアを「売国奴」と批判する李在明大統領の投稿
(記者リポート)
李在明大統領は今月10日、SNSにイスラエル軍の動画を投稿し、批判する文を書き込みました。
しかし、「日時や状況の説明が事実と異なる」としてイスラエル政府が糾弾する姿勢を見せると、李在明大統領は「失望した」と再び反論しました。
論争が続く中、李在明大統領は昨日(12日)、「私欲のために国益を損なう者を売国奴と呼ぶ」「政治やメディアの領域でも売国行為が堂々と行われている」と非難しました。
韓国の政界とメディアが李在明大統領の主張を歪曲(わいきょく)し、結果として国益を損ねているという意味だとみられます。
論争は政界全体に広がっています。
最大野党・国民の力はSNS政治を中止せよと求めた上で、
(国民の力の崔宝允〈チェ・ボユン〉首席スポークスパーソン〈昨日〉)
「無責任なSNS上の言動がとうとう外交惨事を招きました。国益を損なうSNS政治はやめてください」
在イスラエル韓国人会の会長は「イスラエルで暮らす韓国人たちが向けられることになる視線を考えたことがあるのか」と問いかけ「大統領として適切ではない」と批判しました。
そうした一方、与党・共に民主党は李在明大統領の発言に問題はないとして、積極的に擁護しました。
(共に民主党の朴智慧〈パク・チヘ〉スポークスパーソン〈昨日〉)
「(李在明大統領のSNS投稿を)『SNS政治』や『外交惨事』と見なすのは、国際社会の責任ある一員としての韓国の地位を否定する行為です」
進歩系野党・祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表も「イスラエルの反人権的な行為に間接的にでも言及した」と加勢しました。
李在明大統領のSNS投稿が招いた確執は真っ向から衝突する様相に拡大していることから、韓国とイスラエルの関係は1962年の国交樹立以来、最悪の危機に直面しているとの見方もあります。TV朝鮮、イ・ナクウォンがお伝えしました。
(2026年4月13日放送 TV朝鮮『ニュースパレード』より)