【NEWSIS】3日投開票された韓国の統一地方選で、一部選挙区の投票所で投票用紙が足りなくなった問題に関連し、中央選挙管理委員会は「公職選挙法に基づく選挙の延期や再選挙の事由には該当しない」との立場を示した。
選管は4日未明、果川庁舎で委員の会議を行った後に声明を出し、このように表明した。
選管は「従って、現在進められている開票を中止することはできない」「当該投票所で投票した有権者の意志を確認できるように、投票箱は開票所へ移送されるべき」とした。
選管は「投票権を行使して民主主義に参加しようと投票所を訪れてくださった有権者に大きな失望と共にご心配をおかけして、非常に大きな責任を痛感している」と繰り返し謝罪した。
続いて「開票が終了したら、直ちに今回の事案についての真相究明および再発防止対策を整備するためにでき得る最善の努力を尽くすと決定した」と述べた。
併せて「韓国国民の参政権行使が円滑に実現するように万全を期し得なかったことについて、あらためておわび申し上げる」「原因と対策を詳しく明らかにして、二度とこのようなことが発生しないようにする」とコメントした。
3日に投票が行われた第9回全国同時地方選挙では、ソウル市松坡区・江南区・広津区など一部地域の投票所で投票用紙不足により有権者の投票参加が遅延し、物議を醸した。
これに関連して保守系最大野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は緊急記者会見を開き「投票の公正性は壊れた。既にソウル市の選挙は汚染された選挙」だとし「真相把握がなされるまで、直ちに開票を中止すべき」と主張した。
張代表は、投票用紙不足問題の発生後、2回にわたって果川の中央選挙管理委員会庁舎を訪れ、ソウル市鍾路区に位置するソウル市選挙管理委員会も抗議のために訪れた。同じく国民の力の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表は、公職選挙法を根拠に選挙延期を要求した。
果川の中央選挙管理委員会庁舎前には選挙無効を主張するデモ隊が押しかけ、投票用紙不足事態が発生したソウル市松坡区蚕室7洞第2投票所では住民と選管のにらみ合いも起きた。
キム・ナンヨン記者、キム・ユンヨン記者