【NEWSIS】2026年FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(W杯)北中米大会のグループリーグA組第1節で、メキシコ人男性に人種差別的な「つり目ポーズ」をされるという被害を受けた韓国人インフルエンサー「イノニャン」=本名:ユン・スジン=さんが、国際サッカー連盟(FIFA)から正式に招待され、韓国対メキシコ戦を観戦した時の写真を公開した。
【写真】VVIP招待を受けてメキシコ戦を観戦するインフルエンサーの「イノニャン」さん
イノニャンさんは19日(韓国時間)、交流サイト(SNS)「インスタグラム」の自身のアカウントに「FIFAから一生に一度だけの貴重な機会をいただきました」「韓国対メキシコ戦にVIP招待してくださり感謝します」と書き込み、動画をアップロードした。そして、「FIFA人権総括責任者のマシュー・マレン氏に感謝の意を表します」とも書いた。
公開された動画のイノニャンさんは「VVIPチケット」を手に、喜びを隠しきれない様子だ。
今回の招待は、韓国とチェコが対戦した11日(韓国時間12日)のA組第1節で、観客席にいたイノニャンさんがメキシコ人男性から人種差別的なポーズで侮辱された事件に関連して、FIFAが迅速にいたわりと連帯の意思を表明したことにより実現した。FIFAは17日に声明を発表し、「ユン・スジンさんが19日に(メキシコの)グアダラハラで行われる韓国対メキシコ戦への招待を受け入れてくださり、とてもうれしいです。この日は『ヘイトスピーチと闘う国際デー』で、尊重と包容・寛容のメッセージを伝える予定です」と明らかにした。
イノニャンさんがスタジアムを訪れたこの日は、国連が指定した「ヘイトスピーチと闘う国際デー」と重なり、いっそう意義深いものとなった。
FIFAは現在、世界的なショート動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」や米アトランタ市と提携して大規模フォーラムを開催するなど、サッカー界内部やその周辺でヘイトや差別を根絶するため大々的なキャンペーンを展開している。
それに伴い、19日に対戦した韓国とメキシコをはじめとする8カ国の代表選手たちは、試合開始前に差別反対と包容・寛容のメッセージを伝える公式記念式典に参加した。代表チームのキャプテンたちは「We Play Together. We Stand Against Hate(私たちは共にプレーする。私たちはヘイトに立ち向かう)」と書かれた記念旗(ペナント)を交換し、キャンペーンをサポートした。その言葉はペナントの片面には英語で、もう片面には各国語で書かれている。
チョン・ウヨン記者