SKハイニックス、時価総額で韓国首位に浮上…サムスン電子は25年7カ月ぶり王座陥落

SKハイニックス、韓国で時価総額トップに
サムスン電子を13兆ウォン上回る

 これまで25年にわたりサムスン電子が守り続けてきた韓国での時価総額1位の座が、ついに入れ替わった。

 韓国取引所が22日に明らかにしたところによると、SKハイニックスの株価はこの日5.61%上昇して時価総額が2080兆3782億ウォン(約220兆円)まで増加し、史上初めて時価総額で首位に立った。一方、これまで首位だったサムスン電子は0.14%下落し、時価総額は2066兆6595億ウォンとなった。ただし、優先株まで含めた企業全体の時価総額では、サムスン電子が約2240兆ウォンで、SKハイニックスを依然として約160兆ウォン上回っている。

 サムスン電子は1999年7月、韓国電力を抜いて初めて韓国での時価総額トップとなった。その後しばらく首位争いを繰り広げたものの、2000年11月から約25年7カ月にわたり「時価総額首位」の王座を守ってきた。しかし、人工知能(AI)ブームを受けて昨年半ばから始まった半導体スーパーサイクル(超好況)の中で、AI向けHBM(高帯域幅メモリー)の比率が高いSKハイニックスに投資家たちの注目が集まり、明暗が分かれた。

 年初来サムスン電子の株価は194.8%上昇したが、SKハイニックスはそれをはるかに上回り348.4%の上昇となった。サムスン電子は半導体のほかにモバイル・家電・ディスプレーなど多様な事業ポートフォリオを持っているが、SKハイニックスはAI投資拡大の直接的な恩恵を受けるHBMなど半導体メモリーに集中しているため、今回のスーパーサイクル局面では株価上昇のモメンタムがより強かったと分析されている。

 最近ではこれに加え、米国預託証券(ADR)上場によって世界の投資家たちの資金がこれまで以上に集まってくるという期待感もSKハイニックスの株価を押し上げている。SKハイニックスは今年3月、米証券取引委員会(SEC)に、ADRの米ナスダック市場上場に向けた公募登録申請書を提出した。ADRは外国企業の株式を米国の株式市場で売買できるようにした証券で、世界の投資家たちがその企業に投資しやすくする手段として活用されている。

ユ・ジェイン記者、チェ・ジェウ記者

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  • ▲ハナ銀行ディーリングルームに表示されたSKハイニックスとサムスン電子の株価。22日午後撮影。/news 1

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