「『近代韓国外交文書』出版は外交史研究の独立宣言」

国権喪失期を扱った第1巻・第2巻を出版 日本など外国資料への依存から脱却  高宗元年の1864年から1910年の大韓帝国国権喪失までの46年間は、韓国が西欧、そしてその影響を受けた日本との全面的な交流を通じ、近代世界に編入されていく時期だ。その過程は主体的でなかったり、強制的なものではあったが、それでもこの時期が現在の韓国にとって重要な歴史的時期だったという事実に変わりはない。  2(09:01) 記事全文

食事から感じる天才たちの息遣い
【新刊】四方田犬彦著、ヤン・ギョンミ訳『ラブレーの子供たち』(真っ赤な頭)  日本の大学で映画史を教えている著者は、フランスの美食家ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァランの一言から霊感を得た。「好みのメニューを言ってみたまえ。そうしたら、
渋沢栄一が語る「儒商」(上)
【新刊】渋沢栄一著、ノ・マンス訳『論語と算盤』(ペーパーロード)  「日本の金融王」「日本の資本主義の父」「日本の現代文明の創始者」…。これらは本書の著者、渋沢栄一(1840-1931)を紹介するときに用いられる修飾語だ。現在では、「
渋沢栄一が語る「儒商」(下)
 渋沢の『論語』解釈が持つ力は、『論語』と算盤の単なる並立ではなく、両者を完全に統合させたところにある。『論語』には商才の精神が盛り込まれている、というわけだ。こうした精神で武装した商人(ビジネスマン)を、渋沢は「儒商」と呼ぶ。巨利を得た渋

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