「これは共産主義の供出制度」…韓国マスクメーカーから怒りの声

武漢コロナ拡大

「工場に来た食薬処の人たちが、生産量を達成できないと従業員たちをいじめる」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、あるマスクメーカーを訪れて「支援」と「補償」を約束したが、業界からは不信と怒りの声が強く上がっている。

 メーカー各社の最大の心配は、「従来の取引先を失うこと」だった。5日にマスク生産中断を宣言した歯科用品メーカー「イーデント」も、声明文で「韓国政府が、医療機関に販売することすら違法だという指針を下した」という点を挙げた。A社の代表理事は「韓国政府は『カネを出すから、おむつ用の不織布生産ラインをマスク用に変えろ』と簡単に言うが、そうやってこの『マスク大乱』が終わったら、われわれにどうしろというのか」と語った。

 B社の役員は「食品医薬品安全処(食薬処)の職員らが工場に陣取っていて、生産量が期待に満たないとうちの従業員をいじめる。われわれは罪人なのか」として、「これは民主主義、資本主義ではなく共産主義の供出制度」だと語った。C社の社長は「フィルタ-の在庫が全部なくなったけれど調達には行かない」として、「以前なら全国を回って高くついてもフィルターを買ってきただろうけれど、政府の買い入れ価格が一定なのにそんなことをしたら赤字」と語った。

チョ・ユミ記者
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