韓国疾病管理庁の前庁長・鄭銀敬(チョン・ウンギョン)氏(58)が母校・ソウル大学医学部の教授になった。ソウル大学などが6日に明らかにした。

 ソウル大学などによると、鄭銀敬氏は1日付でソウル大学医学部家庭医学科臨床教授に任用されたとのことだ。任期は2029年8月31日までの6年間で、その後も再任用審査結果によってはさらに長く勤務する可能性もある。

 臨床教授とは、ソウル大学基金教授運営規定およびソウル大学病院設置法に基づき、学生教育、訓練、研究、診療事業およびその他の国民保健向上に必要な事業を遂行する教授だ。鄭銀敬氏は全般的な防疫ノウハウなどを後進に伝えるという。

 鄭銀敬氏はソウル大学医学部を卒業した後、韓国保健福祉部疾病政策課長、疾病管理本部長などを務めた。その後、2020年9月に次官級に格上げされた疾病管理庁の初代庁長を務め、2022年5月まで新型コロナウイルス感染症をはじめとする防疫対策全般を総指揮した。

朴正薫(パク・チョンフン)記者

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