▲写真=UTOIMAGE

 ラグビーの韓国代表としてアジア大会に出場し、2回連続銅メダルを獲得したユン・テイルさん(42)が臓器を提供して4人の命を救って人生の幕を閉じた。

 韓国臓器組織寄贈院は30日、「脳死状態だったユン・テイルさんが今月14日、釜山大学病院で臓器提供により自身の心臓と肝臓、両方の腎臓をそれぞれ別の患者4人に提供した」と明らかにした。この他にも骨、軟骨、筋膜、皮膚、血管などの人体組織も合わせて提供したが、これらは公共組織バンクなどに保管されており、今後必要な患者に提供される予定だ。

【写真】ラグビーの試合でプレーするユン・テイルさん

▲現役時代のユン・テイルさん。(写真提供=韓国臓器組織寄贈院)

 ユン・テイルさんは今月8日に交通事故に遭って病院に搬送されたが、ずっと意識が戻らない状態だった。ユン・テイルさんの家族によると、ユン・テイルさんは事故に遭う少し前、「人生の最後の瞬間に他の命を生かすのは良いことだ」と話していたという。このため、家族はユン・テイルさんの意向により提供に同意し、「普段から走ることが好きだったので、その分、誰かがグラウンドを走ることができれば」と語ったとのことだ。

 中学生の時にラグビーを始めたユン・テイルさんは、韓国代表として出場した2010年の広州アジア大会と2014年の仁川アジア大会でそれぞれ銅メダルを獲得した。この功績により2016年体育発展有功者体育褒章も受章した。妻のキム・ミジンさんは「最後の姿まで格好よくて素晴らしい人でした」と夫をしのんだ。

ホーム TOP