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尹前大統領「非常戒厳は救国の決断…挫折と苦難を経験させてしまった国民に謝罪」…無期懲役判決受け声明
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領は、2024年12月3日の非常戒厳を内乱と判断したソウル中央地裁の判決に対して、「非常戒厳を宣布した私の判断と決定は、ひとえに国家と国民のためのものだった」との見解を述べた。
これは、尹前大統領が20日午後、弁護人団を通じて配布した約1000字にわたる声明文で、「司法府は虚偽と扇動の政治権力を完全に排除できなかった」とした上で述べたものだ。
【一審の判断】「国憲紊乱目的はあったか」「暴動はあったか」「大統領が直接決定、指揮したか」「検察・公捜処の内乱罪捜査は適法だったか」
尹前大統領はこの日、弁護人団を通じて出した声明で、「結果的に多くの挫折と苦難を経験させてしまったことについて、国民の皆様に深くおわびする」としつつも、「救国の決断を内乱の扇動だと言い、反対派の粛清の口実にしようとする勢力は、今後もさらに勢いを増すだろう」と述べた。
また、「単に軍が国会に行ったからといって内乱だという論理は納得しがたい」ともしている。
尹前大統領は「法と良心に基づく判決を期待するのが困難な状況で、控訴による法的争いに果たして何の意味があるのか、深く疑問に思う」とも書いた。
このため、一部には「尹前大統領は控訴を放棄するのではないか」という見方もあったが、尹前大統領側の弁護人団は来週中にも第一審の裁判所に控訴状を提出する予定だと明らかにした。
弁護人団の関係者は、尹前大統領が声明で控訴に対し懐疑的な姿勢を示したことについて、「当事者の現在の心境を述べたにすぎず、控訴を放棄する意思を表明したわけではない」と説明し、控訴の方針を表明した。
リュ・テヨン記者