▲北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記。写真=NEWSIS

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は「核保有国の地位を絶対に後退させず、引き続き堅固にし、敵対勢力のあらゆる反共和国挑発策動を打ち砕くための対敵闘争を積極的に展開していく」と述べた。朝鮮中央通信が24日に報道した。

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 報道によると、金正恩総書記は23日、北朝鮮の国会に当たる最高人民会議第15期第1回会合で行った施政方針演説で、対外政策に関してこのような見解を示したとのことだ。

 特に、「韓国を最も敵対的な国家として認定し、最も明白な言動で徹底的に排除し、無視して扱う。我が共和国に手を出す韓国の行為に対しては一切の考慮やわずかのちゅうちょもなく、無慈悲にその代償を支払わせる」と述べ、従来通り韓国への敵対姿勢を再確認した。

 ただし、南北関係を「敵対的二国家関係」と明記するための憲法改正が行われたかどうかについては言及しなかった。

 また、金正恩総書記は「現在、米国は世界の至る所で国家テロや侵略行為をほしいままにしている」と指摘した。これは、イランとの戦闘などに言及したものと受け止められている。

 だが、今回もドナルド・トランプ米大統領を直接批判してはいない。

 金正恩総書記は「国家の尊厳も国益も最後の勝利も、ひとえに最強の力によってのみ担保される」「敵が対決を選択しようと、平和的共存を選択しようと、それは彼らの選択であって、我々はどんな選択にも対応する準備ができている」と語った。

 さらに、「自衛的核抑止力を一層拡大・深化させ、共和国の核兵力の迅速かつ正確な対応体制を万全に整え、国家と地域の安全に対する戦略的脅威をしっかり管理していく」と強調した。

 その上で、「過去の古い基準に合わせられていた外交慣行から脱却し、新たな国の格と国威にふさわしい外交戦術と対外活動方式を駆使すべきだ」と述べ、攻勢的な外交をすることを示唆した。

ピョン・ジェヨン記者

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