▲イラスト＝UTOIMAGE

　インドで開通間近の高架道路に「90度直角カーブ」の構造があることが分かり、現地で物議を醸している。

　インディア・トゥデイなどが3日、報じた。それによると、この道路はインドのマディヤ・プラデーシュ州ボーパール市で渋滞解消を目的として最近建設された高架道路。全長648メートル、幅8.5メートルで、線路の上に架かっており、2023年に着工し先ごろ完工した。

【写真】どう見ても事故が起きそう…高架道路の直..

▲イラスト＝UTOIMAGE

　インドで開通間近の高架道路に「90度直角カーブ」の構造があることが分かり、現地で物議を醸している。

　インディア・トゥデイなどが3日、報じた。それによると、この道路はインドのマディヤ・プラデーシュ州ボーパール市で渋滞解消を目的として最近建設された高架道路。全長648メートル、幅8.5メートルで、線路の上に架かっており、2023年に着工し先ごろ完工した。

【写真】どう見ても事故が起きそう…高架道路の直角カーブ

　ところが開通を前に、「90度直角カーブ」の構造がインターネット上で話題になり、現地で論議を呼んでいる。

　地域住民や現地のネットユーザーらは「この道路は事故を誘発する」「大惨事を起こしたいのか」「無能な建設業者らが作った災難」などの反応を示している。

　騒動が拡大すると、現地当局は真相調査に乗り出し、この道路の建設に携わった関係者8人を停職処分とした。また、建設会社と設計業者をブラックリストに搭載したことを明らかにした。

　道路建設の関係者らは道路がこのような形態になった理由について、「敷地が不足していた上、近くに地下鉄の駅があったため」と主張している。この道路は7年間で設計が3回も変更されたという。

　一方、当局は高架道路の90度急カーブ区間をなだらかな曲線に改修してから開通する計画だと明らかにした。

キム・ミョンイル記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

Copyright (c) Chosunonline.com