朴裕河著「帝国の慰安婦」が韓国社会に残した功績【寄稿】

2025/11/19 08:05

▲朴裕河・世宗大名誉教授/ナム・ガンホ記者

 今年9月末の連休を控え、かつて論議を呼んだ本「帝国の慰安婦」が再び話題になった。韓国出版界を代表する団体である大韓出版文化協会は著者である朴裕河(パク・ユハ)世宗大名誉教授に特別功労賞を授与しようとしたが、世論の非難を受け、それを取り消したからだ。

【表】「帝国の慰安婦」裁判の主な争点

 2014年、慰安婦被害者向け福祉施設「ナヌムの家」の顧問弁護士などが本の初版本について、慰安婦被害者9人を原告と..

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