▲写真=UTOIMAGE
糖分が多く含まれている飲み物をたびたび口にしている人ほど、認知症を発症するリスクが高いという研究結果が出た。
延世大学医学部のキム・ジョンファン博士のチームは、UKバイオバンクの資料を活用し、40-69歳の成人およそ50人を10年以上追跡観察した。UKバイオバンクは、約50万人の遺伝情報や生活習慣、健康資料を蓄積した生物医学データーベースで、世界各国・地域で大規模な人体資源研究の中核インフラとし..
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▲写真=UTOIMAGE
糖分が多く含まれている飲み物をたびたび口にしている人ほど、認知症を発症するリスクが高いという研究結果が出た。
延世大学医学部のキム・ジョンファン博士のチームは、UKバイオバンクの資料を活用し、40-69歳の成人およそ50人を10年以上追跡観察した。UKバイオバンクは、約50万人の遺伝情報や生活習慣、健康資料を蓄積した生物医学データーベースで、世界各国・地域で大規模な人体資源研究の中核インフラとして活用されている。
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研究チームは、参加者たちが摂取する飲み物の類型をコーヒー、お茶、牛乳、ジュース、砂糖が入っている飲み物(コーラなど)に分けて分析した。その後、飲み物の摂取状況によって、認知症はもちろん、アルツハイマー型認知症や血管性認知症の発症リスクがどのように異なるのかを比較した。今回の研究で注目すべき部分は、特定の飲み物を別の飲み物に変えて口にしたとき、リスクがのどように変わるのかを調べた「代替分析」だ。
分析の結果、一日に飲んでいた砂糖入りドリンク1杯をノンシュガーのコーヒーに帰ると、全体認知症発症リスクが最大で23%低下することが分かった。同じ量をお茶に変えると、リスクはおよそ19%低下した。
反対に、普段飲んでいたコーヒーやお茶を砂糖入りドリンクに変えた場合、認知症のリスクは12-18%上昇した。こうした傾向は、アルツハイマー型認知症でもおおむね維持され、血管性認知症ではリスクの変化の幅にやや差が見られた。
研究チームは「コーヒーやお茶の摂取が認知症のリスク低下に関連しているのは、ポリフェノールをはじめ抗酸化・抗炎症作用と血管機能改善効果のためである可能性が高い」とした上で「その一方、砂糖を含んだ飲み物はインスリン抵抗性を高め、炎症反応や血管損傷を誘発し、認知機能低下のリスクを高める恐れがある」と主張した。ただし「牛乳やフルーツジュースなど一部の飲み物では一貫した方向性が見られず、糖の含有量や加工水準、摂取量によって影響が異なる可能性がある」と説明した。
なお、今回の研究結果は国際学術誌「Journal of Nutrition, Health&Aging」最新号に掲載された。
朝鮮日報日本語版
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