▲李珍官部長判事/写真=ニュース1
ソウル中央地裁刑事33部の李珍官(イ・ジングァン)部長判事が、12・3非常戒厳に関連して内乱重要任務従事などの容疑で起訴されていた朴性載(パク・ソンジェ)前法相に対し、一審で懲役25年を言い渡した。特別検察官(特検)が求刑した懲役20年より5年も重い刑だ。これまで李部長判事は、韓悳洙(ハン・ドクス)前首相に対しても特検の求刑より8年も重い懲役23年を言い渡している。特検も二人に対して、裁判所が宣..
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▲李珍官部長判事/写真=ニュース1
ソウル中央地裁刑事33部の李珍官(イ・ジングァン)部長判事が、12・3非常戒厳に関連して内乱重要任務従事などの容疑で起訴されていた朴性載(パク・ソンジェ)前法相に対し、一審で懲役25年を言い渡した。特別検察官(特検)が求刑した懲役20年より5年も重い刑だ。これまで李部長判事は、韓悳洙(ハン・ドクス)前首相に対しても特検の求刑より8年も重い懲役23年を言い渡している。特検も二人に対して、裁判所が宣告可能と判断した最大値を求刑したのだろう。それにもかかわらず、特検の求刑をはるかに上回る刑を宣告した。
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内乱罪は韓国刑法において最も重い罪の一つだ。罪が認められたら重い処罰は避けられない。そうは言っても、韓・前首相、朴・前法相に宣告された刑は重すぎると感じる韓国国民は少なくないだろう。韓・前首相など当時の閣僚のほぼ全員が、戒厳に関して全く知らなかった。大統領の指示を受ける立場でどうすることもできないまま引き込まれたという側面がある。それにもかかわらず、非常戒厳に加担したという理由で朴・前法相に懲役25年もの重い刑を言い渡した。
李石基(イ・ソッキ)元統合進歩党議員は2015年、「内乱扇動」の罪により大法院(最高裁)で懲役9年の刑が確定した。有事の際に国の基幹施設を攻撃することなどを話し合った容疑が有罪と認められた。非常戒厳の後続措置に関与した朴・前法相の容疑は内乱扇動よりも重いと言えるか。
かつて12・12軍事反乱(1979年のいわゆる『粛軍クーデター』)、5・18(80年の光州事件)裁判で、朴・前法相と同じ内乱重要任務従事容疑などで起訴された人々も、ほとんどは懲役6-8年を言い渡された。12・3非常戒厳のとき、韓国軍が国会に入って韓国国民に衝撃を与えたことは事実だ。だが非常戒厳に加担した人々を、流血の事態を伴った12・12、5・18事件関係者よりも重い刑に処することは法理にかなっているか。
非常戒厳関係者間の量刑のバランスも論争になっている。朴・前法相のように内乱重要任務従事容疑に問われた李祥敏(イ・サンミン)前行政安全相は一審で懲役7年、控訴審で懲役9年を言い渡された。李・前行安相の一審判決は朴・前法相とは別の裁判部で言い渡したものだ。それでも、二人とも似たような容疑なのに量刑の面で10年以上も差が出ていることは納得し難い。
裁判所の量刑に大きな差があると、司法の衡平性と裁判所への信頼度は低下するばかりだ。一部の裁判部が「内乱断罪」を叫ぶ政権の意図に巻き込まれているのではないかと心配になる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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