▲茶色キリギリス(左)、マイマイガ(右)
「夏の招かれざる客」と呼ばれるラブバグ(ケバエ)は、今年の夏、ソウル市内では予想ほど多くは見られなかった。だが、その代わりに別の見慣れない虫が大量発生している。主に忠清北道や慶尚北道地域の果樹園に被害を与えてきた茶色キリギリスがソウル市内でも目撃されているほか、ドクガ科に属するマイマイガが街中で落葉のように集まってとまっているのだ。
【写真】「ラブバグを捕まえろ」
19日午後2時、ソウル市蘆原区の..
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▲茶色キリギリス(左)、マイマイガ(右)
「夏の招かれざる客」と呼ばれるラブバグ(ケバエ)は、今年の夏、ソウル市内では予想ほど多くは見られなかった。だが、その代わりに別の見慣れない虫が大量発生している。主に忠清北道や慶尚北道地域の果樹園に被害を与えてきた茶色キリギリスがソウル市内でも目撃されているほか、ドクガ科に属するマイマイガが街中で落葉のように集まってとまっているのだ。
【写真】「ラブバグを捕まえろ」
19日午後2時、ソウル市蘆原区の仏岩山散策路第3コース。茶色キリギリスが主に目撃されるというこの場所で、右の草むらから体長約5cmの黒っぽい虫が1匹、人の腰の高さまで跳び上がった。後ろ脚が長く、体長と同じくらいの長さの触角を持つ茶色キリギリスだった。登山道に沿って20〜30歩進むごとに、茶色キリギリスがあちこちに生息していた。仏岩山散策路を毎日歩いているという地元のチェ・ヘアさん(44)は「茶色キリギリスが突然腕に飛んできて、噛まれそうになった」と言った。
茶色キリギリスはカマドウマによく似ている。雑食性で人を噛むこともある昆虫だ。顎の力が強く、噛まれると針や千枚通しで刺されたような痛みを伴う。食欲も旺盛で、農作物を手当たり次第にかじるため、害虫に分類されている。国立生物資源館のキム・テウ環境研究官は「茶色キリギリスは忠清北道や慶尚北道など、朝鮮半島南部地域の里山に主に生息していた」「しかし、気温上昇により昨年からはソウルなど首都圏へ北上している」と説明した。茶色キリギリスは高湿度に弱いが、今年の春は乾燥した天気が続いたため産卵率が大幅に上がったという。また最近、江原道では森林病害虫に分類されるマイマイガが頻繁に目撃されている。「春に気温が上がったことで生き残ったマイマイガの幼虫が例年より多いため」というのが専門家らの説明だ。マイマイガの毛は、皮膚が敏感な人々のアレルギーを引き起こす可能性がある。
一方、ラブバグは今年の夏、目に見えて減少している。ソウル市によると、ラブバグ関連の苦情は昨年の9296件から今年は1515件へと減少したという。これは地方自治体が積極的に防除作業を行ったことや、特定地域に密集していたラブバグの個体群が広く拡散した影響だと専門家らは分析している。
ウォン・ジョンビン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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