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アシアナ機が広島空港で着陸失敗、22人けが

機体後部と左エンジン部分を破損

 14日夜、広島空港に着陸しようとしたアシアナ航空の旅客機が滑走路を外れ、乗客たちが負傷する事故が発生した。

 アシアナ航空が14日発表したところによると、この日午後6時34分に仁川空港を出発した同航空162便が、8時5分ごろ広島空港に着陸した後、滑走路からそれたという。

 事故機には日本人46人、中国人9人、韓国人8人など計73人の乗客と乗員8人、計81人が乗っていたが、全員が機体からの脱出に成功した、とアシアナ航空は説明した。だが同航空の関係者は「着陸時に発生した衝撃や、脱出用スライドで脱出する過程などで、乗客22人が軽いけがを負い、病院に搬送された」と語った。

 アシアナ航空は、事故機の機体後部が滑走路にある設備とぶつかり、事故が発生したものとみており、詳しい経緯の把握に努める方針だ。同航空は「機体の尾部と左側のエンジン部分の一部が破損していることが分かった」と話した。広島空港の滑走路は事故を受け、午後8時20分から閉鎖された。

金成謨(キム・ソンモ)記者
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