■大谷 4年連続でMVP挑戦
今シーズンも大リーグで最も注目されているスターは「二刀流」の大谷翔平だ。ケガさえなければ2023年以降4年連続でリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれるという見通しが支配的だ。大リーグで4年連続MVPを獲得した選手は、通算762本塁打のバリー・ボンズ(2001-04年)だけだ。大谷は現在、打者としては通算280本塁打、投手としては670奪三振を記録しており、今年は300本塁打・700奪三振に同時に達する可能性がある。これは大リーグ史上、一度もなかった記録だ。「レジェンド」ベーブ・ルースでも714本塁打(歴代3位)・501奪三振にとどまっている。
アーロン・ジャッジは今シーズン中に本塁打をあと32本追加すれば、最少試合で400本塁打に達する可能性がある。ジャッジは昨シーズン終了時、1145試合で368本塁打を放ち、マーク・マグワイアのこれまでの記録(1412試合で400本塁打)を余裕で上回る見通しだ。フアン・ソトは最年少通算1000四球の記録まであと104と迫っており、タリック・スクーバル=デトロイト・タイガース=はランディ・ジョンソン=1999-2002年=以来となる3年連続のサイ・ヤング賞を狙っている。
チームの戦力は今年もドジャースが最強と評されている。昨シーズンの優勝メンバーの大半が健在である上、シルバー・スラッガー賞をとった外野手カイル・タッカーをシカゴ・カブスから獲得、ブルペンには昨シーズン6勝3敗28セーブ、防御率1.63という「特級クローザー」エドウィン・ディアスを補強した。米メディアは、ドジャースのワールドシリーズ3連覇を阻止できる対抗馬として、ヤンキース、メッツ、トロント・ブルージェイズ、アトランタ・ブレーブス、フィラデルフィア・フィリーズなどを挙げている。
大リーグは今シーズン、ABS(自動ボール・ストライク判定システム)を導入する。 ただし、韓国プロ野球(KBO)リーグのようにすべての投球を自動判定するわけではない。基本的な判定は審判が行い、打者・投手・捕手だけがチャレンジを要求できる。
ヤン・スンス記者