【TV朝鮮】(アンカー)  

 ソウル中央地裁刑事合議21部(裁判長:趙淳杓〈チョ・スンピョ〉部長判事)は「大統領夫人の責務に背き、一般国民が生涯手に入れ難い高価な品を憚ることなく受け取った」と叱りました。金建希(キム・ゴンヒ)夫人側は過度な判決だとして控訴する意向を明らかにしました。キム・イェナ記者のリポートです。

(記者リポート)

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者である金夫人は裁判の間、常に硬い表情のまま、うつむいて座っていました。裁判部は1時間40分におよぶ宣告の中で、何度も金夫人の行為を𠮟りつけました。

(趙淳杓/ソウル中央地裁部長判事)

「一般国民が生涯一度も、容易には取得し難い高価な品々を、被告人金建希は何の憚りもなく他人から受け取ってきました」

 裁判部は、金夫人が大統領夫人の地位を利用して反復的に金品を受け取った、と咎めました。

 金夫人側が「見返りとしての性格のないギフトや購入代行だった」と主張したことについては、法的責任を回避しようとする弁明だとしました。

 (趙淳杓/ソウル中央地裁部長判事)

 「購入代行や一時的借用で取り繕おうとしたことは、被告人金建希が自らの行為の違法性を十分に認識していながらもこれを隠蔽しようとしたことを示すものです」

 金夫人の弁護人団は、裁判の直後「あっせん収賄事件でこれほど刑が重いケースは見たことがない」とコメントしました。

 また「証拠が足りないにもかかわらず法理を限りなく拡張した」として控訴の意向を明らかにしました。

 (崔志宇〈チェ・ジウ〉/金建希夫人の弁護人)

 「大統領夫人なのだからと、特別に不平等な待遇を受ける理由はないではありませんか。今後、私どもはきちんと対応して判決を正すよう努めるつもりです」

 一方、特別検察官側は「国民の法感情に合う判決」とコメントしました。テレビ朝鮮のキム・イェナがお伝えしました。

(2026年6月26日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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