昨年の来韓日本人22%減 円安や外交対立が響く

【東京聯合ニュース】昨年1年間に韓国を訪れた日本人が前年比約22%減少したことが分かった。円安による購買力低下で全般的に海外旅行に出かける人が減った影響はあるものの、韓国と日本の関係悪化も大きく影響を及ぼしていると日本の観光業界は分析している。

 韓国観光公社東京支社は19日までに、昨年1年間に韓国を訪れた日本人は274万6754人で前年比21.9%減少したとの最終集計を発表した。

 来韓日本人数は韓流ブームが続いていた2011年に約329万人と前年比8.8%増加した。当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問と天皇へ謝罪を求めた発言により両国の対立が高まった12年にも前年比7.0%増加した。

 一方、日本の法務省の発表によると昨年日本を訪れた韓国人は約231万人で前年比21%増加した。09年に2倍近かった来韓日本人(約305万人)と訪日韓国人(約159万人)の差は4年で約1.2倍まで縮まった。

 昨年の日本人の海外旅行先は外交的対立が深刻化した韓国や中国の代わりに東南アジアにシフトした。旅行最大手JTBの研究所によると昨年1~10月に韓国(24.1%減)、中国本土(21.2%減)、香港(20.2%減)、マカオ(32.3%減)など関係が悪化した韓国や中華圏を訪問した日本人の減少幅は前年同期比20~30%に達した。

 一方、昨年1~10月にタイを訪れた日本人は前年同期比15.2%増加し、昨年1~9月にマレーシアを訪れた日本人は同8.1%増、昨年1~7月にフィリピンを訪れた日本人は同6.2%増加した。

 韓国観光公社の康重石(カン・ジュンソク)東京支社長は「昨年の日本人全体の出国者数は前年比6~7%減少した。韓国と中華圏を訪問した日本人の減少が響いた」と指摘する。また、韓国・中国を訪れた日本人数の減少幅が日本人全体の出国者数の減少幅を大きく上回っているとして、「円安の影響より関係悪化が韓国、中国訪問者の減少の主な原因」と分析した。

 同公社は今年も厳しい状況が続くとして「1~2月の韓国行きパッケージツアーの予約率はJTBが前年同期比55%、日本旅行が同43%それぞれ減少した」と懸念を示した。

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