円安で日本サイトから直接購入する韓国人が急増

昨年2月に比べ15%安く購入可能に
韓国で19万ウォンのおもちゃ、日本で買えば17万ウォン

■日本からの直接購入、男性が半数超

 米国から直接購入する人が主に健康食品やファッションアイテムを買っているのに対し、日本から直接購入する人はCDやアニメキャラクター商品、スポーツ用品など趣味用品を比較的多く購入している。日本から直接購入する人が好む通販サイトを新韓カードが分析したところ、1位は総合通販サイトのアマゾン、2位はデジタル家電製品メーカー「アップル」の日本サイト、3位はフィギュアなどコレクター向け商品を扱う「あみあみ」、4位はCD・DVDや音響機器を販売する「HMV」だった。

 アップルは税金や配送料などを考慮すると韓国と価格差がそれほど大きくないが、「iPhone(アイフォーン)6」や「iPad(アイパッド)Air 2」などの新製品が韓国より2カ月ほど早く発売され、アップルファンが日本のサイトに押し寄せた。また、電子機器や家電製品、ゴルフ用品など男性向け製品を買う人が多く、日本から直接購入する人のうち男性が57%を占めた。米国からの直接購入は55%以上が女性だ。

 韓国語で販売するサイトも増えており、日本からの直接購入は次第に容易になっているが、注意すべき点もある。まず、アップルの日本サイトのように税抜価格を表示している場合があるため、税金を含めても韓国より安く買えるかどうかを計算する必要がある。また、韓国との自由貿易協定(FTA)により200ドル(約2万4000円)まで関税が免除される米国と違い、日本は15万ウォン(約1万6000円)を超えると関税を払わなければならない。

 新韓カードのパク・チャンフン・チーム長は「日本からの直接購入はまだ米国に比べ規模が小さく、配送代行業者が少なく配送費が高くつくことがある。重さではなく容積基準で料金を設定しているケースもある。配送費を含めても韓国や米国よりも安いかどうかを検討してから購入するのが良いだろう」と話している。

キム・シンヨン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 円安で日本サイトから直接購入する韓国人が急増

right

あわせて読みたい