記事入力 : 2011. 6. 30
金総書記の列車、朝ロ国境越えず(下)
首脳会談に延期説、健康問題が理由との観測も
これに先立ち、日本のメディアは、メドベージェフ大統領がウラジオストク訪問時に金総書記と首脳会談を行うと報じていた。NHKはロシア政府関係者が金総書記一行を迎えるための準備を始めたと報じていた。韓国政府の関係者も金総書記が韓国との対話を拒否し、首脳会談でロシアとの関係強化を図る可能性が高いと判断していた。
ロシアが事実関係を否定したことを受け、日本の共同通信は金総書記がロシアを訪問しなかったのは、健康問題が理由と報じた。しかし、韓国政府は首脳会談の議題や合意内容をめぐり、最終調整が付かず、会談がいったん先送りされた可能性が高いとみている。韓国政府の関係者は「北朝鮮が首脳会談を中止したとすれば、朝ロ間で計算が合わなかったためではないか。北朝鮮はしきりに何かを得ようとしているが、ロシアがそれを受け入れず会談が延期された可能性がある」と語った。
韓米情報当局の一部からは、メドベージェフ大統領の極東訪問期間中に金総書記がロシアを訪問する可能性が残されているとみている。韓国政府の関係者は「ロシア政府の報道官も記者会見で、金総書記との会談計画はないとしただけで、首脳会談を行わないとは言っていない」として、会談開催の可能性に注目していることを明らかにした。
そうした観測の背景には、金総書記が韓国と中国を同時にけん制し、ロシアとの関係を強化できる機会を簡単には逃さないのではないかとの見方がある。金総書記は2002年8月、ウラジオストクを訪れたプーチン大統領(当時、現首相)と会談して以来、9年間にわたりロシアとの首脳会談を行っていない。
李河遠(イ・ハウォン)記者
金真明(キム・ジンミョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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